外耳炎の診断と治療のポイント

症状イメージ

耳を引っ張ったり、押すと痛い
耳あかを取るときに、傷つけられたりして感染
耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいます。外耳炎は、この外耳道が細菌
に感染して炎症を起こしたもの。原因は、耳あかを取るときに、耳かきなどで外
耳の入り口から鼓膜までを外耳道といいます。外耳炎は、この外耳道が細菌
に感染して炎症を起こしたもの。原因は、耳あかを取るときに、耳かきなど
で外耳道が傷つけられたりすることが多いようです。耳に水が入ったり、ヘアス
プレーや毛染め剤などの刺激物が外耳道に入っても、外耳炎になります。
急性の外耳炎はプールで泳いだ後によくみられ、水泳耳やスイマーズイヤー
などとも呼ばれます。耳栓や補聴器を使っている場合は、きちんと手入れを
して清潔にしておかないと外耳炎にかかりやすくなります。耳道が傷つけられた
りすることが多いようです。

耳を引っ張ると、とても痛がります
中耳炎と違うのは、耳を引っ張ったり、耳の穴を押したりするとひどく痛がること
です。赤ちゃんの場合は言葉で説明できませんから、耳を気にしているそぶりを
したら引っ張ってみて、非常に痛がるようなら外耳炎の疑いがあります。傷にで
きたおできが化膿すると、37℃台の熱を出すこともあります。

病院(かかりつけ医)で治療を受けます   耳鼻科で治療を受け、処方された抗生物質を医師の指示に従って飲みます。
そのほかにも痛み止めを飲んだり、軟膏や点耳薬を使用。1週間くらいで治り
ます。おできができて痛みが強いときは、切開してうみを出すこともあります。
炎症がある間は、プールは控えてください。

かゆくなっても、かかないよう気をつけて
自然にうみが出たら、耳の中はいじらずに消毒液で耳の周りをふいてあげます。
回復してくると耳の中がかゆくなりますが、かかせないように気をつけてください。
うみが出てしまえば痛みや熱もなくなります。

赤ちゃんの耳あかは、無理をして取らないこと
赤ちゃんの外耳道は短く、傷つきやすいので、耳あかが取りにくいときは無理を
せず、綿棒でむやみに押し込まず病院で取ってもらいましょう