薬疹の特徴

症状イメージ

薬が原因の湿疹 やめたら消えるのが特徴
体にあわない薬のアレルギー性の湿疹です
薬を飲んだり、注射をした後、薬剤が原因の発疹ができることがあります。
かゆみのある赤い発疹が全身に広がるので、はしかや風疹に似ています。
でも湿疹の形には様々な形があるので、形だけで診断をつけるのは困難です
体質に合わない薬剤や異物を除去しようとする、アレルギー反応です。

薬をやめると消えるのが特徴
薬疹は軽症なら薬の使用をやめれば消えますが、はしかや風疹などの病気自
体による発疹か、薬による発疹か、判断がつきにくいものです。
発疹が消えないときは、必ず小児科を受診してください。

起こった薬の名前が大切です
本当に薬疹であるかどうか、また薬疹はどの薬で起きたか、本当に薬疹が一番考え
られるのか診断するのが大切です。
どうせ薬疹だろうと自己判断せず必ず医師に診察してもらい湿疹が出た薬の名前を
母子手帳などに記録しておくと良いでしょう。
再発すると、さらにひどい症状が出ることもあるので、別の医師にかかるときには、必ず
薬の名前を伝えるようにしてください。
薬局で市販の薬を買う場合も要チェック。夜間空いている薬屋さんでも薬剤師さんは
不在のことも、薬剤師さんがいる昼間の時間帯にに相談してからが良いと思います。
薬疹が出たお子様の薬はできれば病院からきちんと処方してもらった方が安全です

なにが安全かも大切です
薬疹がでたら、でた病院にはかかりたくないもの。でも薬疹は医師のせいではないの
で、逆にどの薬が大丈夫かわかっている先生の方が薬疹がでにくい処方ができます
ひどい薬疹の場合はどの薬かきちんと判定するためにパッチテストなどを行い皮膚科
できちんと調べることができます。
薬のアレルギーも成長と共にでなくなることもあります。

薬の情報は財産です
このようなアレルギー検査で陽性に出た薬の名前は患者さんの大事な財産です
また薬をつかっても大丈夫だった薬の名前も財産です。
同じ薬をつかってもアレルギーが出るときと出ないときがあることがあります。
薬疹などのアレルギーがでるお子さんほどかかりつけにきちんと把握してもらうのが
とても大切です。
また、他科にかかるときにも主治医の先生にお手紙を書いてもらい情報の共有化
することが大切です。