切れ痔 肛門周囲膿瘍

症状イメージ

切れ痔 肛門周囲膿瘍のポイント
切れ痔
●固い便で、肛門の出口が切れます
固い便が通過するとき、肛門の出口に近いところが切れて、便に血がついたり、少量の出血が見られます。排便の時に痛むため、子供はうんちをいやがり、赤ちゃんの場合は痛みから激しく泣きます。

●野菜・豆・芋・海藻など、食物繊維の多い食事を
便がやわらかくなるような、食生活の工夫をすることが大切です。それには、何といっても、食物繊維を多くとること。食事に、食物繊維が豊富な野菜・豆・芋・海藻をとり入れます。

●運動したり、水分をとることも必要です
固い便が通過するとき、肛門の出口に近いところが切れて、便に血がついたり、少量の出血が見られます。排便の時に痛むため、子供はうんちをいやがり、赤ちゃんの場合は痛みから激しく泣きます。

肛門周囲膿瘍
●うんちのときに、痛みます
排便時に肛門にできた傷に細菌が感染したり、下痢便などが刺激となり肛門腺に細菌が感染したりして起こります。はれて、うみを持ち、うんちのとき以外にもに痛みます。 おしりにさわると痛がり、痛みのため、うんちをがまんしがちです。

●下痢や便秘を解消します
下痢や便秘は、肛門周囲膿瘍のもと。食生活を整えて、うんちをちょうどよい固さにしてください。 赤ちゃんなら、おむつ替えのときぬるま湯でおしりを洗うなど、清潔に。おむつのとれた子供なら、うんちの後シャワーなどを利用して、おしりの清潔を保ちます。

●切開で、うみを出すこともあります
うみがたまってしまった場合など、切開して、うみを出すことがあります。いずれにしろ、肛門周囲がはれて痛がるようなら、小児科を受診して相談してください。