口内炎

症状イメージ

頻度★★★★
口内炎の診断と治療のポイント

もっとも多いのが「アフタ性口内炎」
口内炎は様々な原因で起こってきます
口の中に、白いポツポツができます。アフタ性口内炎は、真ん中が白く、周り
がピンク色の小さなおできが口の中にできます。ストレス、傷など、さまざまな
原因が重なって起きます。口内炎の中で、もっとも多いのがこれです。

ウイルスや細菌による口内炎
原因によっては熱が出ることもあります
ヘルペスウイルスやコクサッキーA型ウイルスなどによる口内炎も多いもの。この
場合、発熱することもあります。ヘルペスは、いつも体の細胞に住んでいて、ふ
だんはおとなしくしているのですが、過労や発熱で調子が悪くなると、人の粘膜
などに病気を起こさせるウイルスです。

口の中がしみて痛く、食欲が落ちます
食べることができる、食べさせることができるかがポイント
口内炎はどれも、1週間か10日ほどで自然に治ります。たくさんできていると、食
べたり飲んだりするときにしみて痛むので、赤ちゃんや子供は食欲が落ちたりしま
す。熱いもの、冷たすぎるもの、酸っぱいものは避けて、口当たりのよいものを用
意します。よだれを飲みこむのさえ痛いもの。食事は、牛乳やミルクが一番しみま
せん。アイスや冷たいカボチャのスープなどやわらかい、のどごしのよいものにします
おかゆやうどん、豆腐(醤油なし)、ゼリーなどは喜ばれそうです。

薬でで楽にできます
口内炎がはやく治る軟膏・口内炎の部分をかばうシールなど
飲んだり食べたりできないようなら、医師の診察を受けてください。軟膏やしみる
部分に貼るシール、胃腸薬などの併用ではやく改善させることができます。

口内炎をなるべく早期に治療する方法
できてしまった口内炎。しゃべれない・食べれない・飲めない・顔に触れただ
けで痛いなど、しみるような、刺すような痛みは・・・コトバになりません。口内炎
ができた場所に物が当たったりしたら死ぬほどの痛みですよね。つらい。そこで
①口の中を清潔に保ち、刺激物の摂取を避ける
水分(お茶・水など)を取ったり、うがいを頻繁にするなどで口腔内を清潔
に保ち、アルコール、たばこ、辛いものなどを避けましょう。
②ビタミンB1・B2・E・Cを摂取する
過労やストレス、偏った食生活でのビタミンB1・B2・Eの不足で口内炎が
発生することもあります。ビタミンB群、Eの薬や含まれた食事をとりましょう
普段からちゃんと摂取するようにすると口内炎の再発がすくなくなります。
③抗生物質や副腎皮質ホルモンの入った軟膏などを塗る
病院などで処方してもらった薬を直接口内炎に塗る治療です。治りが早
いことが多いです。自分勝手に塗らないように。かかりつけで処方できます。
人によっては即効性が期待でき、治癒の時間も早まる方法です。
④うがい薬を利用する
口腔内の細菌やバクテリアを減少させるのに役立ちます。口内炎の進行
悪化を防ぐ役目がありますが、利用するとかなりしみます。悪化を防ぐと
いう意味では効果があります。 病院で一緒に処方してもらうと安いです
なかには「塩水」でうがいするという「剛」のモノもいらっしゃるようです。
シンジラレナイ。。いてぇです(^▽^) 自らされるのは良いですがお子様
にはしないように

口内炎にならないためには
再発しない生活習慣が大切
①栄養のバランスのとれた食事
食事をゆっくり食べる、夜遅くものを食べない、寝る前に果物、間食をひか
える。ビタミンB Eの含まれた食事をとる。アルコールを日本酒1.5合くらい
麦酒なら500mllまでにする。飲み会のあとのラーメンはやめるなどはとても
有効です。
②夜更かしと不規則な生活は厳禁
寝る前の食事、睡眠不足、夜更かし、不規則な生活は口内炎のもとです。
健康的な生活こそが口内炎をふせぐ
③アルコール・たばこ・刺激物を避ける
タバコのニコチンやアルコールの過度の摂取は、体内のビタミンなどを奪いま
すので、なるべく控えましょう。また、冷たすぎるもの、熱いもの、味つけの濃
いもの、香辛料などは口内が刺激され痛みが増すので控えましょう。
④歯磨きやうがい、口腔内洗浄液で清潔に
口腔内は、細菌が発生しやすい場所ですので、常に清潔を保つことは口内
炎予防につながります。食後の歯磨きや「うがい」をして、できるだけ口内炎を
防ぎましょう。また、歯磨きの際は、口の中の粘膜を傷つけないようにご注意下さい