心因性頻尿

症状イメージ

心因性頻尿のポイント
●心因性頻尿とはどんな病気か
心因性頻尿とは、緊張しておしっこにいきたくなり、そのことに強くこだわってしまう病気です。いつも尿意が気になり日常生活の行動も自ら制限してしまうことさえもあります。 また頻回の尿意を感じることを他人に知られる事を恥として過剰に感じることがあります。そのため他人の車に同乗したり、テストの試験場に行くことなどを不安に感じたりします。尿意を催すと困るような場面で、かえって尿意のことがとても気になって、そのような場面を避けようとしてしまいます。ただし糖尿病や過緊張性膀胱、慢性膀胱炎などの病気でないという診断は大切です 心気神経症(ヒポコンドリー)自分のからだについて過度に心配して思い悩む病気の一種とも言われています。

●心因性頻尿になりやすい性格は?
おしっこがちかいことが悪いこと、情けないことと感じている そのことで外出やドライブ、すぐトイレに行けない状況をできるだけ避けようとする。 心理的囚われ→症状増悪→心理的囚われ増大→症状増悪ということでわるくなる病気です

●心因性頻尿の治療
心因性頻尿の治療には、トイレが近いことを意識させないようにします。子供がトイレに行ったときも知らないふりをするようにします。 年長者には薬で治療するときもあります。心療内科では 水分を控える必要もありません。トイレを意識せず、遊びや楽しいことに熱中させることで、自然に治っていきます。難治性の場合投薬治療を行い改善することもあります。