膀胱炎

症状イメージ

膀胱炎の診断と治療のポイント
おしっこがちかくなったりいたがったり
おしっこの変調がサインです
おしっこが近くなったり、おしっこをするときに痛がったりします。終わっても、まだ、おしっこが残っている感じがする場合もあります。 赤ちゃんは言葉で訴えられないので、きげんが悪くなったり、泣いたり。おしっこが濁ったり、排尿の終わりに血尿が出ることもあります。

赤ちゃん時代は男の子、2~3歳をすぎれば女の子に多い病気
おしっこの穴から菌が入る
大腸菌などの細菌が尿道→膀胱にはいり 膀胱炎は、細菌が膀胱の中で増え、炎症を起こしている状態。細菌は、ほとんどが大腸菌です。赤ちゃん時は男の子に多く、2~3歳をすぎると女の子に多い病気です。女の子は尿の出口と肛門が近く、尿道が短いので、大腸菌が膀胱に侵入しやすく、膀胱炎を起こしやすいのです。

抗生物質を服用して十分に水分をとらせます
尿中に完全に菌がいなくなるまで抗生剤を服用することが大切
原因となっている細菌を調べて、抗生物質を服用。1~2週間で症状はおさまり
ます。水分を十分にとることも大切。水分をたっぷりとるとおしっこの量が増え、膀
胱内に増えた細菌をおしっこといっしょに流してしまうことができます。
日で気になる症状は消失。よくなったからといって受診を中断せず、検尿にて菌
がいなくなっているか確認して治療中止して下さい。また尿路に異常がないかど
うかを検査しておく必要があります。

トイレのトレーニングも大切
女の子は「前から後ろへふく」習慣を
膀胱炎を予防するため、女の子はうんちの後、「前から後ろへふく」習慣をつけたいもの。赤ちゃんの場合は、おむつ替えの回数を多くするようにします。