さかさまつ毛、さかまつげ(眼瞼内反・睫毛内反)

症状イメージ

さかまつげ 眼瞼内反・睫毛内反の特徴
まつげがうちむきにはえる
まつげが黒目に当たり、涙や目やにが出やすい
下まぶたのまつげが内側を向いて生えていることを「さかさまつげ」といいます。まつ
げが黒目(角膜)に触れ、まばたきの時に、うっとうしそうにする症状が見られます
下まぶたの鼻に近いほうが内側に入りこんでいると、まつげが黒目(角膜)に当た
って、涙や目やにが出やすいこともあります。これを眼瞼内反といいます。

赤ちゃんは、さかさまつげになりやすい
赤ちゃんは、もともとまぶたに脂肪が多くてはれぼったいなどの原因で、さかさまつ
げになりやすいです。1~2歳になると脂肪が少なくなって、まつげが外向きになり
自然に治っていくことがほとんどです。
歳をとることで眼瞼内反を起こしてさかまつげとなることもあります。

目やにが多いときは、清潔なガーゼでふく
「角膜が傷つくのでは」と思われがちですが、子供の場合、めったにそうしたことは
ありません。目やにが多いときは、清潔なガーゼでふいてあげてください。
いずれにしても一度、眼科医に診察してもらいましょう。
加齢による眼瞼内反によるときにはまつげを抜いたり手術することも

手術が必要な場合も
まれに、角膜に傷がつく赤ちゃんもいます。目やにが多く、日差しを異常にまぶし
がるようなときは、手術が必要になることも。
3歳になっても、さかさまつげが治らないときは、まつげの向きを変える手術をする