自慰のポイント

症状イメージ

●自慰とはどんな病気か
幼い子どもの自慰と思春期以降のマスターベーションは基本的にまったく違います。 乳幼児が陰部を触ったり、何かに押しつけたり、あるいは足を閉じて力を入れるような行動で、自らの陰部に刺激を与える行為です。成人の自慰と異なり、性的な意味はありません。

●自慰の原因はなにか???
乳児は、自分の体のいろいろなところを触って、自分の体のつくりと動きを確認します。指しゃぶりや足先なめ、手をじっと見るハンドリガードは、そうした探索行動と考えられます。乳幼児の手の届くところにちょうどあるのが陰部であるために、性器いじりもそうした探索行動と考えられます。そうした性器いじりをしている時に、独特の感覚が生じ、それを繰り返して行うのだと考えられます。

●自慰の症状の現れ方
繰り返し陰部や性器を触ったり握ったりする行動のほか、着衣の上から陰部を家具などに押しつけたり、足を硬く閉じて力を入れ性器や陰部を圧迫したりします。同時に全身に力を入れ、顔を赤くしたりします。

●自慰の治療の方法
伝統的に自慰は悪い行いであると考えられていることもあり、乳幼児の自慰行為に性的な意味を与えがちですが、性的な意味はありません。叱ったりせず、何かほかのことに興味を移すよう誘導することがすすめられています。しかし、そうしなければ乳幼児の性的発達に悪影響が出るわけではありません。 こどもにとっとは単に気持ちがいいからさわるだけ 耳がかゆくて 鼻がきになって触るのと 子どもにとっては同じ事なんです 自然と治ることがおおいのでそのまま様子をみていてもかまいません。そんなことをしてお行儀が悪い口などと強く叱るとかえって羞恥心や罪悪感をもたせることになるのでよくないようです。 遊びに誘うとかだっこしてあげましょう.おむつかぶれなどタト陰部の炎症が自慰のきっかけになっていることがあるので、よくみて、あれば治療することも大事です。 包皮炎や外陰炎がおこることがあるので 汚い手でさわるとばい菌がつくから気をつけようね。などの注意はいいかも 特別な罪悪感や羞恥心はないので 「みんなと遊ぶ時間はやめておきましょうね」「自分の部屋でならいいけれど、みんながいるときはやめて欲しいなあ」と素直に言えばよいと思います。