乳糖不耐性下痢症

症状イメージ

乳糖不耐性下痢症の特徴
牛乳やミルクを飲んで起こす下痢
乳糖を含む飲み物・食べ物で起きます
粉ミルク、牛乳など乳糖を含む飲食物をとると、下痢をしたり、吐いたりする赤ちゃ
んや幼児がいます。これは、乳糖不耐性下痢症。
かぜなどによる胃腸炎が長引いて起きることがほとんどですが、まれに、先天性のこ
ともあります。

乳糖が発酵してガスや下痢便が
粉ミルク、牛乳、母乳などに含まれる乳糖を胃腸で分解するには、ラクターゼと
いう消化酵素が必要です。
これが胃腸炎で少なくなっていたり、生まれつき欠乏しているときに起こります。
乳糖が分解されず大腸で発酵し、おなかにガスがたまり、すっぱいにおいの
下痢便が出ます。

胃腸炎の後、下痢だけ続くときは要注意
胃腸炎の熱・嘔吐などがおさまったのに、下痢だけが続くというときは要注意。
もう一度、医師にみてもらいましょう。
乳糖を含まない治療用のミルク(無乳糖乳)を与え、ミルクを薄くしてください。