内反足 外反足(外反扁平足)

症状イメージ

内反足 外反足(外反扁平足)のポイント
内反足「生まれつき足首が内側に反っています」
●生まれてすぐに発見されます
足が生まれつき内側にそり返っている変形。足首から足全体が内側に曲がっている
場合、足の土踏まずの先だけが内側に曲がっている場合などいろいろです。生後す
ぐに見つかることが多く、ギプスを足に巻いて矯正します。

●3~4カ月ころまで様子を見ます
生まれた直後からギプスをつけて、1週間に1回取り替え、3~4カ月まで続けます。
それでも治らない時は手術をすることも考えます。

●親も根気よくつきあうことが大切
変形が残ったり、治らなかった場合は、小学生の間、足に装具をつけることもあり
ます。その子だけがほかの子供にはない装具をつけることは、親も子も心配かもし
れません。でも、こうした装具は大人になれば取れ、スポーツもできるようになります。
親が、根気よくつきあうことが大切です。

外反足(外反扁平足)「いわゆる「ベタ足」。土踏まずがありません」
●歩き始めによくあるもの
いわゆる「ベタ足」です。赤ちゃんの足の裏には、はじめは土踏まずがなくて、あん
よが上手になるにつれて徐々にできてきます。でも、なかにはなかなかできないで、
立たせると足首が外側にねじれ、小指側が持ち上がっているようになる「ベタ足」
の子もいて、これを外反扁平足と呼びます。歩き始めには、外反扁平足はよく起
きるものです。

●よく運動をさせましょう
手をとってつま先歩きをさせたり、はだしで歩かせたり、よく運動させることで、自然
に治ることがほとんどです。それでもなお扁平足の傾向が強いなら、装具をつけて
矯正することもあります。装具をつけるのは、4~5歳ころまで。治らないということは
まずありません。