クループってどんな病気?
犬の遠吠えのようなせきをします
ウイルスや細菌に感染して、気管の入り口に炎症が起こります。
それで息を吸うときにヒューヒューという音がしたり。犬の遠吠えのようなせきをします。 呼吸困難になることもあり、とくに夜間に悪化します
どうしてクループになるの?
クループの原因
ウイルスや細菌の感染が原因となって起こります。
原因としてはパラインフルエンザウイルスが一番多いですが、細菌感染により重症化する場合もあります
気管の入口が炎症で細くなり呼吸がくるしくなります。
クループって一つじゃないの?
クループには真性と仮性とあります
①仮性クループ
最も多いのでウイルスや細菌が原因のもの 原因としてはパラインフルエンザウイルスが一番多いですが、細菌感染により重症化する場合もあります
②真性クループ
喉頭ジフテリア(法定伝染病の一つ)によるもの ほとんどこちらはみられません
クループの注意点は?
呼吸をらくにさせてあげること
早期に小児科受診されて、気管支の入口の炎症がかるくなるよう治療することが大切です。
夜間でも呼吸困難になって唇や顔の色が紫色になるチアノーゼを起こしたら、すぐ病院に搬送、気管支の入口の腫れを軽くする吸入などをしてもらいましょう
クループの治療は?
治療は気管支炎と一緒ですが必ず受診を
家では加湿が大切
病院では、気管支炎の治療薬、抗生剤などと共に気管の入口の炎症をとる吸入を行います。
吸入でかなり楽になります。 昼間は軽く見えても夜にひどくなることが多いので要注意です
家では加湿器ややかんなどで湯気をたてると良いでしょう。
自宅では乾燥した空気とにたばこで悪化することがあり、自宅に喫煙者がいる場合はかならず家の外で吸ってもらってください。